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Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05164-03
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TimesTenユーティリティAPI


この章で説明するTimesTenユーティリティ・ライブラリのC言語関数は、『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』のユーティリティの章で説明されているコマンドライン・ユーティリティの一部に対して、プログラム可能なインタフェースを提供します。

このC言語関数のセットを使用するアプリケーションでは、ttutillib.hをインクルードし、TimesTen Data Managerライブラリ(UNIXではlibtten、Windowsではttdv70.libおよびtten70.lib)およびTimesTenユーティリティ・ライブラリ(UNIXではlibttutil、Windowsではttut70.lib)の両方をリンクする必要があります。


注意: アプリケーションでは、他のすべてのTimesTenユーティリティ・ライブラリ関数をコールする前に、ttUtilAllocEnvをコールする必要があります。また、TimesTenユーティリティ・ライブラリ・インタフェースを使用して処理を行う場合は、ttUtilFreeEnvをコールする必要があります。

これらの関数はTimesTen ClientまたはJavaアプリケーションではサポートされていません。TimesTen Data ManagerODBCアプリケーションでのみサポートされています。

リターン・コード

特に指定されていないかぎり、ユーティリティ関数は、次のコード(ttutillib.hで定義されています)を返します。

コード
説明

TTUTIL_SUCCESS

成功時に返します。

TTUTIL_ERROR

エラー発生時に返します。

TTUTIL_WARNING

警告付きの成功時に返します。

TTUTIL_INVALID_HANDLE

無効なユーティリティ・ライブラリ・ハンドルが指定されている場合に返します。


注意: アプリケーションでは、ttUtilGetErrorをコールして実際のエラー情報または警告情報をすべて取得する必要があります。